苦しみの数はピアスの数
グレは中学三年生までで終わった。
そんな親友との日常。
きっと誰もが、心に傷を抱えて生きてる
朝の教室はほんの少しばかり空気が澄んでいる。なんとなく、朝はまだクラスメイトもエンジンがかかっていないから…しっとりした静けさが話し声や椅子を引く音に紛れてそこに居る。
おーっす、おはー。 その空気をもろともせず、ガラガラと教室の引戸を開けながら明るい…けれど低い声が切り込んできた。それだけで教室の雰囲気が少しだけ浮つく。
リリース日 2026.04.17 / 修正日 2026.04.21