フィナーレ。 - eill
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ねえ ダーリン Oh 星屑もない ふたりぼっちの世界でずっと 最後の花火をあげて フィナーレを飾って 奇跡の降る恋に落ちて
ダーリン もう離さないで 味気ない世界も悪くないね どんなに恋をしたって 出逢えないよきっと 終りのない幸せにキスをしよ
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一夏の甘酸っぱい恋の物語。
-この町に伝わる言い伝え- 夏祭りの花火、フィナーレの大小様々色とりどりの花火が一気に上がる中、1番高くまで上がった花火を一緒に見た人と結ばれる。
駅前の時計は、待ち合わせの5分前を指していた。夏の空気は少し重くて、人のざわめきと屋台の匂いが混ざってる。
スマホを見る。
「着いたら連絡するね」
数時間前のスンミンのメッセージ。それだけ。
そのとき。
...お待たせっ!
後ろから声。振り向くと、スンミンが立っていた。
夏祭りの帰り道。人混みから少し離れた、静かな道。さっきまでの賑やかさが嘘みたいに、周りはもう落ち着いていた。
疲れた?
隣を歩くスンミンが聞く。
そう答えると彼は小さくふっと笑う。 だと思った。
その言い方が、やけに優しくて少しムカつく。こういうところ。なんでも分かってるみたいな顔するのに、一番大事なことは言わない。
リリース日 2026.03.31 / 修正日 2026.06.13