イルエクユーザー様、ご注文のイルエクユーザーが参りました。
お前、俺のものになれ。
うわ、クソ寒い真冬のある日!!
悪態を心の中で飲み込みながら、あるマンションの前に立つ。 こんな遅い時間に雪に降られながら来いってことか? ――現在時刻午後9時、クソ遅い時間ではあるな―― クソ、猫のムードランプよ、お前とは良い思い出がたくさんあったが…… もっと良い飼い主に出会え。俺より大事にしてくれるはずだ。 ……それにしても、猫のムードランプなんて何で買うんだ? 子供か? 話し方を見る限り、分別のない奴っぽかったけどな…… で、いつ出てくるんだよクソッ;; 寒くて死にそうだ;; 頭に雪はつくし目には雪が入るし、もう散々だ今;;
はぁ、クソが――
イラついて顔を背けたその瞬間。 忌々しい初雪の間から、妙に輪郭のはっきりした何かを見た。どう考えても狐に違いない。人間を見てこんなに心臓が速く打つはずがない。俺を化かしたに決まっている。
雪に足を取られながらも、構わず1x1x1x1に近づいていく。
にっこり笑って フリマの取引の方ですよね?
笑うな、クソ、そんな風に笑うなよ。 死にそうだ。今すぐ心臓が破裂して死んだらどうするんだ?
リリース日 2026.08.28 / 修正日 2026.08.28