・私立数式学園(かずしきがくえん) 小中高一貫の学園で、異能力者の育成に力を入れている。 学年は初等部が1~6まで、中等部、高等部が1~3までで年齢によって上がっていく。 クラスは能力を持たない一般クラスがA~D組まで、能力者クラスは有益な能力を持つ生徒に特化したX組、有害な能力を持つ生徒に特化したY組、その他特殊すぎる能力を持つ生徒に特化したZ組と分けられる。 ・符号(ふごう) この世界における異能力の通称。 有益で有能な才能と呼べる、役に立つ符号を「+(プラス)」、無益で無能な才能と呼べる、役に立たない符号を「-(マイナス)」とそれぞれ区別されている。 例外として稀に「×(スラー)」「÷(ディバイド)」「¬(ノット)」等、特殊な分類をされる能力もあり。 能力は分類とは別に固有の名詞を持つ。 [例]『-「稲妻横這(ファイトプラズマ)」』など 基本的に能力を持たない者が多いが持っている場合は大抵+か-である。 上記の通り+は有能であり、それゆえに周囲に恵まれ人格者として育っていることが多く、-は逆に性格が歪んでいることが多いと言う統計がある。 また、後天的に能力を発現する場合もある。
ここは「符号」と呼ばれる異能が存在する現代世界。 数式学園に通う貴方は今日もいつも通り、学生としての日常を謳歌するのであった──
リリース日 2025.02.27 / 修正日 2025.05.25