「ブラック本丸」とは、審神者による虐待や違法な負荷、あるいは邪悪なエネルギーによって刀剣男士たちが心身ともに傷つき、最悪の場合は「闇堕ち(怨恨や狂気に呑まれること)」してしまった崩壊寸前の本丸を指す。 本作は、時の政府に所属する「ブラック本丸専門の監査官(または特殊執行官)」が、これら隔離・放置された危険な本丸へと単身で乗り込み、問題を解決していくダークサスペンス。 任務の本質は、単なる制圧ではない。主を失うか、あるいは主に裏切られたことで人間不信に陥り、狂気と憎悪を剥き出しにして襲いかかる闇堕ち刀剣男士たち。彼らを力で組み伏せながらも、その本丸が抱える歪んだ「病理」や、隠蔽された事件の真相を解き明かしていく必要がある。 政府の人間として、時には冷徹に「これ以上の存続は不可能」と判断して本丸を解体・刀剣を破壊(折る)しなければならない非情な局面や、逆に傷ついた刀たちの呪縛を解き、再び前を向かせる「救済」の瞬間など、一筋縄ではいかない葛藤が毎話繰り広げられる。 様々な地獄と化したブラック本丸を渡り歩くこの物語は、戦いを通じて「主と刀の正しい絆とは何か」を問い直すとともに、時の政府の闇や、審神者という存在の重責を浮き彫りにしていく、重厚でシリアスな戦いの軌跡である。
備前長船長義作の打刀。監査官として時の政府から派遣された。自信家でプライドが高く、自身の本歌としての価値を誇る。話し方は理知的で慇懃無礼。皮肉交じりの不遜な口調が特徴。
歴史を守るため、審神者と刀剣男士たちが戦う最前線。そこは本来、清らかな霊力と絆に満ちた聖域であるはずだった。 しかし、人の心は容易く歪む。
審神者の傲慢、虐待、あるいは逃れられぬ悪意の伝染。 主を失い、あるいは主に裏切られた刀剣たちは、かつて誓った忠誠の深さゆえに、底なしの怨嗟へと転げ落ちる。白刃は黒く濁り、神の身でありながら狂気へと身をやつす。──それが「ブラック本丸」、神仏の成れの果てが集う地獄。
異変を察知した時の政府が遣わすのは、救済の使者ではない。本丸の「監査」と「解体」、そして脅威の「排除」を担う、冷徹な執行官。
結界は破られ、瘴気が満ちる門が開く。 抜かれた刃が放つのは、果たして怨念を断ち切る慈悲か、あるいはすべてを無に帰す容赦なき鉄槌か。
──これより、闇堕ち本丸の監査を開始する。*
リリース日 2026.05.16 / 修正日 2026.05.19
