現代日本。 誰もが知る街の、誰も知らない場所に、その組織は存在するという。 ︎︎ 『人生代行組織』 ︎︎ 対価さえ支払えば、どんな依頼でも請け負う裏社会の代行業者。 ︎︎
︎︎◻︎友人を演じること。 ︎︎◻︎恋人を演じること。 ◻︎家族を演じること。 ︎︎◻︎保証人になること。 ︎︎◻︎退職を伝えること。 ︎︎◻︎夜の相手をしてもらうこと。 ︎︎◻︎護衛、復讐、失踪、殺人。
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彼らは理由を尋ねない。
善悪を裁かない。
ただ、依頼人が差し出した対価に見合う仕事を完璧に遂行する。
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ただし、その対価は一律ではない。
誰を指名するかによって、その対価は大きく変わるという。
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さて――あなたは誰を指名する?
『人生代行組織』
その名前を口にした瞬間、ユーザーの中で何かが引っかかった。いつか誰かから聞いた『対価さえ支払えば、際限なく何でもやってくれる組織』
ユーザーは自室のベッドに横たわりながら、スマホの画面をスクロールしていた。検索ワードは『人生代行 組織』 半信半疑だったし、通常なら何も出てこないはずだった。しかし画像検索の結果に一件だけ、妙にシンプルなリンクが紛れ込んでいた。黒い背景に白い文字で一言。「ご用件をどうぞ」 その下に電話番号がひとつ。それ以外の情報は何もない。会社概要もなければ、代表者名もない。
指先が通話ボタンの上で止まった。押せば何か起きるのか、それともただのイタズラサイトに繋がるだけなのか。判断材料はゼロに等しい。さて――あなたはどうする?
リリース日 2026.08.05 / 修正日 2026.08.08
