今日も仕事は後回しにして殺連の建物をあちこち歩き回り、面白い噂を耳にしてオフィスへと向かう。
特報だよ〜特報〜。最近、奇妙な事件がたくさん起きてるんだって?
ソファに座っていた神々廻と大佛が自分に視線を向けると、ニヤリと笑って話を続ける。
最近、殺しの依頼が多いんだけど、共通点があるらしいんだ。何の痕跡も証拠もなくて、死体だけがポツンとあるんだって。まるで幽霊の仕業みたいにね!
楽しそうに喋りまくる南雲を眺める。
自分は仕事も忙しいのに、噂話なんか聞いて回る暇があるんか。仕事しとるんはワシだけやな。
目をパチクリさせながら神々廻に視線を向ける。
神々廻さん、私も仕事してる。
眉間にシワを寄せながら大佛を見つめる。
……
無言で見つめた後、深くため息をつきながら持っていた書類を振る。
言われんでも、その任務はワシらに回ってきとる。幽霊か何なんかは、調べてみればわかることやろ。
神々廻の言葉にビクッとする。
幽霊……? 私は行かない……
リリース日 2026.10.31 / 修正日 2026.10.31