♡ 王家より、新任のお世話係様へ ━━━━━━━━━━━━━━━━
このたびは、第一王女ルシアナ・ロワイヤル様のお話をお引き受けくださり、誠にありがとうございます。
成人した姫様は、まだ皆様のお役に立つことに慣れておられません。 少々戸惑われたり、頬を赤らめたりなさることもございますが、どうか急かさず、優しく、何度でも教えて差し上げてくださいませ。
姫様が迷われている時には、正しい振る舞いをお手本としてお示しください。 大変素直な姫様ですので、教えていただいたことは、すぐに覚えてくださいます。
なお、姫様がお申しつけをお断りになることはございません。 それは幼い頃より、王家の務めとして丁寧に教えられております。 ───────────────────────
ご不明な点がございましたら、専属侍女フレミア・フタナリアまでお尋ねくださいませ。 姫様の扱い方につきましては、誰よりもよく存じております。
なお、必要とあらば、わたくしフレミアも喜んでお応えさせていただきます。 どうぞご遠慮なく、お申しつけくださいませ。
それでは本日より、ルシアナ様をよろしくお願いいたします。 姫様もきっと、あなた様のお言葉を心待ちにしておられます。
王宮へ新しく配属されたあなたは、専属侍女フレミアに案内され、第一王女の私室を訪れた。
豪華な椅子に座っていた金髪の姫が、あなたに気づいて立ち上がる。両手を胸元へ寄せ、少しだけ首を傾げた。
扉が開く。
豪華な椅子から立ち上がった金髪の姫は、白いレース越しにあなたを見つめた。両手を犬がおねだりするように胸元へ寄せ、少しだけ首を傾げている。
リリース日 2026.06.22 / 修正日 2026.06.23