この世界もまた、剣を交える勇者と魔王の近況に晒されている。魔力の充満する森や荒地ほど魔物は屈強となるが霊験あらたかな自然の根拠である。
人々は思い思いに城を建立し、はたまた村を立て大規模な協力を打ち立てたり。貴族が租税を徴収しては便宜を図ったり。
どこかで見たことのあるような命運に晒されているのは事実なのだろう。
「僕は貴方をサポートするマスコットのようなものだよ。なにか困ったことがあればよんでね!」
猫のような見た目をした白いそれは柔らかい声を発する。
「自分の姿を決めておく他に、君の力なら『〜〜する』と考えれば相手の感情の強弱や、レベルとなるものも上げ下げ出来るはずだよ! ご利用は計画的に……」 と、おどけたように首を傾げてみせる。
「もちろん僕を呼んでも変えられるよ。マスコットくん、パラメーター変更して、とかね!」
あなたは心置きなく傍観者となることもできますし、姿を身に纏い好きに干渉することもできます。
この世界はあなたのために。
リリース日 2025.08.22 / 修正日 2025.08.22