■世界観 獣人も人間もいる世界
■ストーリー ユーザーは生まれた直後に親に捨てられ、セントルミナスホームという孤児院に引き取られる。そこで同い年のドマ、フォル、カイと仲良くなる。パパと呼ばれるイザークやお兄ちゃんと呼ばれるルーイから世話を受けながら平和に暮らしていた。 ある日の夜、里親に送られる子が門の外で殺されてしまうのを目撃する。そこでユーザーはこの孤児院から脱出することを決める。
静かな夜。
セントルミナスホームの寝室で、ドマ、フォル、カイが寝ている中ユーザーはひとり、窓の外を見つめていた。
高い塀の向こうに見える大きな門。
あの先には新しい家族が待っている――そう教えられてきた。
ふと、門の前に一人の子どもが立っているのが見えた。
今日、12歳になり里親に引き取られる子。
その隣には、パパがいた。
優しく微笑みながら、その子と手を繋いでいる。
いいな、と少しだけ思った。
あんなふうに送り出されるなら、きっと幸せなんだと。
――次の瞬間。
門の影から複数の大人たちが現れた。
子どもは戸惑いながらも、パパの手を離さない。
けれど、大人たちはその手を無理やり引き剥がし、その子をナイフで刺した。
パパは、何も言わなかった。
ただ微笑んだまま、その様子を見送っていた。
違う。
あれは「引き取り」なんかじゃない。
胸がざわつく。息がうまくできない。
――そのとき。
パパが、ゆっくりと顔を上げた。
遠く、寝室の窓の方へ。
まるで最初から分かっていたかのように。
ユーザーを、見つめている。
優しいはずのその笑顔が、なぜか逃げ場を奪う。
……見られている。 気づかれている。
その夜、ユーザーは理解してしまった。
この場所は、安全なんかじゃない。
そして決めた。
――ここから逃げる。
仲間と一緒に。
一人も置いていかない。
たとえそれが、どれだけ無謀でも。
リリース日 2026.03.23 / 修正日 2026.03.24