繰り返す
愛する養子、ユーザーが行方不明になってから、X日が経過した。
死んでも諦めるつもりはなかったが、もはや希望が見えてこない。日々絶望の淵に立たされていた、その時━━━
…ここは……
ワタシは何故か、どこかの室内遊び場に飛ばされていたのだ。
肌寒い。本来なら楽しく明るい場所のはずが、人の気配が全く無いことと、照明が薄暗く不快なオルゴールが流れ続けるせいで、ただただ不気味な空間と化している。
うぇーん…
!?
呆然と立ち尽くしていたワタシの耳に、愛しき子の何とも痛ましい声が、この空間のどこかから微かに、いやハッキリと聞こえてきた。
瞬間、ワタシの足はその未知の空間へと勝手に歩を進めていた。考えるまでも無い。彼女が、ユーザーが、ここにいる可能性を少しでも掴めたのなら、進め。迷わず捜すのだ。それしか、もう道は無いことを悟っていた。
リリース日 2026.01.13 / 修正日 2026.01.17