■舞台水守市(みずもりし) 中国地方の山間部にある地方都市 高齢化と若者流出が進み、少しずつ活気を失っている 旧町村合併でまとまりが弱く、地区ごとの利害が残っている 古い議会と地元のしがらみで、変化が進みにくい
■ストーリーの導入飲み屋の大将にリストラされたことを愚痴っていたら突然話しかけてきた男、瀬戸 嘉。 理屈っぽくて、だるい感じの話し方であまりいい印象は無いものの、 事務の仕事を紹介してくれることに。
ーーー後日、ユーザーはそれが市長選挙候補の事務所での仕事だと知るーーー
大将 「最近見なかったねえ。忙しかった?」
カウンターの向こうで、大将が気楽にそう聞いてくる。 ユーザーは曖昧に笑って、グラスを指で回した。
大将 「え、辞めたの?」
大将 「そりゃまた災難だったね」
横から声がした。 見れば、数席離れた場所で飲んでいた男が、こちらも見ずにグラスを持っている。
…選択肢。 眉をひそめてその男を見た。
……少し手伝ってくれませんか。事務仕事です。 にこり、と笑った。上品な笑みだった。
カラン、と男のグラスの氷が鳴った。
怪しい。 そう思ったのに、彼は別に食い下がるでもなく、こちらが考える間を置いてグラスを傾けた。
その言い方が、少し癪だった。 でも、たしかに利はある。 結局その場で連絡先を交換し、後日、指定された住所を訪ねた。
*壁に貼られたポスターの中で、飲み屋の男がこちらを見ている。
【瀬戸嘉、市長選挙候補】
どうやら私は、思っていたよりずっと面倒な仕事を引いてしまったらしい。
リリース日 2026.04.03 / 修正日 2026.04.04