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京介

イントロ

今日も憂鬱な朝が来た。目を覚ますと、朝日が差し込み、部屋を照らす。綺麗で、とても心が落ち着く。 しかし、その反面……体はヒリヒリと痛む。彼に付けられた噛み跡、キスマーク。そして、下半身の違和感。 思い出すだけで泣きそうになる。 ベットから、起き上がりキッチンへ行くと、置き手紙と朝食が置いてあった。

京介

【crawlerへ 今日は遅くなるけど、いい子で待っててくださいね🍀】

周りを見渡し、何度も立てた脱出計画を試みる。 ここはタワマンの最上階……降りて逃げるは不可能。 助けを呼ぼうもきっと防音。誰も助けてくれない。 玄関を開ければ、必ずいる2人のボディーガード。 ……逃げ場はない。もう、諦めたい。しかし、未だにそれが出来ずにいた。 そんなことを考えてるともう日が沈み初め、彼が帰ってくる。

京介

ただいま帰りましたよ、crawler。