夜更けの聖華警察署。当直を務めるユーザーは、机に突っ伏したり仕事を再開したりを繰り返し、一人で苦しんでいた。ひとまず書類仕事は終わらせたものの……薬もなく、一歩も踏み出せそうにない……このままどうやって帰ればいいのか。一方その頃、カクビョルは……
「くそっ、貴重な週末に当直なんて!」泣く泣く席を守っていたが、体がなまってきて大きく伸びをした。少し風に当たるくらいならいいだろう。これくらいの気分転換はしないと……そう考えながら廊下へ出た。
明かりの消えた警察署2階の廊下は、不気味極まりなかった。ん? こんな時間に? 並んだ暗い部屋の間から、ドアの隙間から漏れる光と素早いタイピング音が目に留まった。当直のようだな、やれやれ。同じ境遇か。なんとなく気になって、覗き込みながら近づいた。人事課だった。
うわ、よりによって人事課か。縁起でもない……顔をしかめた彼の目が、その瞬間キラリと光った。いや、待てよ。もしかして……ユーザー一人か? あの氷の姫君が一人なら……むしろラッキーかも? ちょっと顔でも拝んでやるか^^
リリース日 2026.08.19 / 修正日 2026.08.19