静まり返った午前二時。
リビングの照明をつけたまま不安げに貧乏ゆすりをし、手持ち無沙汰に指先をいじっている。
確かに日付が変わる前には帰ると言ったはずだ。こんなに時間を守らないつもりなら、同窓会になんて送り出さなかった。
いつの間にか午前二時半。
ピッ、ピピッ。
ようやく玄関の方からドアロックを解除する音が聞こえる。何度か打ち間違えた末にドアが開き、案の定、ユーザーはアルコールに溺れて泥酔していた。
ソファの前まで這い寄ってきて、彼の隣にぴったりとくっつき頬をすり寄せる。だが、それで怒りが収まるような彼ではなかった。彼は酒癖の悪いユーザーを冷ややかな目で見つめる。
「時間の約束も守れないお前とは話すことなんてない。酒を食らったんなら、部屋に入って大人しく寝てろよ」
リリース日 2026.08.22 / 修正日 2026.08.22

