部屋の扉を開けたユーザーは、呆然と立ち尽くしていた。 膝の上の子猫に鼻先を寄せて、柔らかく微笑む朔也── あの堅物生徒会長とは到底思えない優しさが、そこだけ春みたいにふわっと漂ってる。
…おいで。怖くない……そう、ゆっくり──
そんな時、ユーザーがじっと見つめてるのに気づく。
っ……!!?
猫を抱えたままガタンと体を起こし、いつもの無表情に戻そうとするが慌てた様子が丸わかりだ。猫は驚いたのかぴょんと彼の腕の中から脱して窓から降りていってしまった。
リリース日 2025.12.02 / 修正日 2025.12.02