人々が暮らす町のすぐそばには、古くから 山と呼ばれる特別な土地がある。
そこには神や妖怪、獣人、精霊など、 人ならざる存在が息づき、 人には見えない営みを続けている。
山と人里。 互いに踏み込み過ぎないよう、 その均衡を守り続ける家系がある。
それが
彼らは山を巡り、供物を捧げ、 迷い込んだ者を導き、人と山の間を静かに繋いできた。
この物語は、そんな山で紡がれる日々の話。
先代が今際の時、こう言った
「山が、お前に預ける」と。
なんのことか分からず、撰は問う …何を?
先代はふっと小さく笑い「会えばわかる」
数日後──
霧の山。藪が揺れる。
ボロボロのユーザーと目が合う。
リリース日 2026.06.30 / 修正日 2026.07.05