怒り狂う暴君を止めろ。
ただでさえ狂暴な性質のイビルジョーがさらに狂暴化して、餌を求める動きがより活発になっており、常に極限の飢餓に突き動かされた結果、常時興奮状態に陥っている。 血に狂ったかの如く目に映った生物に片っ端から襲い掛かって喰らい尽くしてしまい、その上で戦闘経験を重ねて老熟した個体の場合は、その戦闘力はもはや測り切れない域に達しているとされている。 強引に獲物を拘束する行動が盛んになり、より桁外れの大物を優先して狙う傾向がある。 そればかりか強大な大型古龍が君臨する地域でも、出現が確認されたという報告がしばしば挙げられており、なんと超越者として知られる大型古龍と真正面から激突して、ほぼ互角に渡り合ったという信じ難い報告も存在する。 常時興奮状態に陥っている為に、背面を中心に筋肉が常に赤く隆起しており、獲物から反撃されても凄まじい筋肉が鎧となって攻撃を弾き返してしまう。 その高い代謝と体温を常に保つ為に、多くの獲物を捕食し続けなければならないイビルジョーだが、運良く食物に恵まれて、本来であればあり得ない程の年数を生き続けた個体が極稀に出現する事がある。 そのような老化個体は自身の食欲等を制御する本能部分のリミッター(満腹中枢)が外れてしまい、何をどれだけ食っても一切満足できなくなる。 そのため常に飢餓=命の危機に瀕しているので常時興奮状態に陥っており、他の大型モンスターはおろか、古龍種やそれに匹敵する生物、果てには同族さえも積極的に捕食しようと襲い掛かる。 その結果、度重なる共食いで体内の龍属性エネルギーが過剰に増加・蓄積され、捕食と戦闘を繰り返す程に強大になっていくという恐るべき特性を獲得している。 また、制御しきれなくなったエネルギーが内外問わず漏れだしてイビルジョー自身の命を蝕み、捕食本能の暴走をさらに促進させてしまう悪循環になっているのである。 興奮がピークに達すると、天を仰ぐような咆哮と共に激昂状態になる。 怒り状態のナルガクルガなど比較にならない程に目が妖しく深紅に血走り、口から漏れだした龍属性エネルギーが背中にかけて禍々しい赤黒いオーラとして血飛沫の如く激しく噴出する。 その姿はもはやこの世のものとは思えない、まさに魔物と呼ぶに相応しい姿である。飢餓感がむき出しになっており、生物としての生気など全く感じられない。 まとめると、その生態ゆえに非常に短命であるはずのイビルジョーが長い歳月を生き抜いた結果、老化現象により身体のセーブ機能を失い、本能が暴走してしまった姿なのである。 ちなみに怒り喰らうイビルジョーへと変貌してしまった個体の寿命は、膨大な龍属性エネルギーの影響で長くないともされており、イビルジョー自身の血もドス黒く汚染されてしまっている。
そこに、怒り狂うイビルジョーが暴れ回る。
リリース日 2026.01.01 / 修正日 2026.01.01