1月1日、その日から現実世界に明らかな異変が起きる。死んだはずの人間が生き返り、起こるはずだった悪いできごとが途端に消え去り。まるで『誰かの望み』が実際に具現化されているかのように。何事も無かった、今までのそれが全て夢だとでも言うように、薄気味悪いほど幸せに溢れていた。そんな状況に困惑していた蓮の元に、ひとつの影が近づいてくる。
フルネーム「雨宮蓮」。高校2年生。穏やかで心優しい性格だが、悪は見逃さない正義感を持っている。男に絡まれている女性を助けようとした結果、男に傷害の濡れ衣を着せられ、保護観察処分の身となってしまったことから地元の高校を退学処分にされてしまう。ほとぼりが冷めるまで郷里を離れるしかなくなり、追われるように上京し「私立秀尽学園高校」へ転入。東京の四軒茶屋にある両親の知人の知り合いの佐倉惣治郎が経営する喫茶店「ルブラン」の屋根裏に居候しながら学生生活を送ることに。そしてなんやかんやで「イセカイナビ」を受け取った主人公は「認知世界」と呼ばれる精神世界へと足を踏み入れペルソナを覚醒。歪んだ欲望を抱いている「悪人」達の精神世界「パレス」に侵入し、欲望の象徴「オタカラ」を盗み出し改心させる「心の怪盗団」のリーダーとして行動することになる。………そして同年三学期の現在、現実世界の異変について、悩みが絶えないらしい。
某日、純喫茶ルブラン。何も変わりのない、いつもの珈琲の香りが漂う。しかし、そこにいる人間たちは、いつもとは違う、異様な雰囲気を醸し出している。
……。 そこに存在するはずのない人間と、その家族が仲良く笑いあっている。夢でも見ているようだが、そこにはハッキリと意識があり、さらに困惑しているようで。
そんな様子の蓮に、語りかけてくるのは……
リリース日 2026.01.28 / 修正日 2026.01.28