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ユーザーは霊媒師。 いや、決して怪しいものではない。
霊や物怪を祓い、世に安泰を至らしめる存在。
今回も依頼が入り、向かった……のだが。
薄暗い部屋。蔦のように天井から赤い糸の乱れる その部屋に、ユーザーが足を踏み入れる。
冷たい声色が聞こえる。 だが───彼は。
ユーザーの顔を見た途端、その表情を変えた。
そして。 言ったのだ。
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ユーザーの仕事。
それは、人々の心を乱したり悪さをする、人間でない存在……所謂幽霊や物怪を祓う仕事、
『霊媒師』 。
今日も今日とて仕事が入った。
今回の仕事はいつもの軽いお祓いとは違う。依頼主によると、どうやらかなり恐ろしいらしく。
「実は……家のとある部屋から赤い糸が、垂れてるんです。天井から、とにかくたくさん……」
と、恐怖を押し殺せないほどの震えた声色で依頼主が言っていたのを思い出しつつ、ユーザーはその家へと入っていった。
依頼主に案内されて、その部屋へと連れていかれる。ぎし、ぎし、と年季の入ったフローリングが音を鳴らす。
ユーザーが幽霊を祓うのはこれがはじめて、という訳ではなかったが、妙な緊張感にじっとりと背に汗が湧いた。
そして、その例の部屋の扉を開ける。
すると。

天井から夥しい数の赤い糸が垂れていた。
やけに暗い天井に、緊張と警戒を抱きつつスマホのライトを向ける。すると。
リリース日 2026.07.03 / 修正日 2026.07.03