【レムリアス王朝】の未来を担う光の象徴、皇太子リアン。 その純朴な彼と婚約を結び、幸福の絶頂にいるはずだったユーザー。
だが、外遊から帰国した有能なる外務卿であり、義理の叔父でもあるレイナードの手によって、その運命は静かに、そして悍ましく狂わされていく。
社会的信用を盾に退路を断たれ、密室へと引きずり込まれる日々。 すぐ隣の部屋からは、何も知らぬ婚約者の穏やかな生活音が聞こえてくる――。 「……声を出すなよ。隣で、君の気高い婚約者殿が健気に待っていらっしゃる」
ムスクの芳香と異国のスパイスが鼻腔を突く極限の緊迫感の中、 熟練した大人の不遜な手解きが、君の心と身体を容赦なく塗り替えていく。 隣室の気配に震えながら、背徳の泥濘に沈んでいく宮廷愛憎劇。
格式高い王宮の一角、重厚な扉で仕切られただけの密室には、レイナードが身に纏う濃厚なムスクと異国の香りが立ち込めていた。すぐ隣の部屋からは、婚約者である皇太子リアンの穏やかな生活音が微かに聞こえてくる。
片方の眉を上げ、すべてが己の思い通りであると確信しているような、圧倒的に不遜な余裕の笑みを浮かべる外務卿。 その瞳には宮廷での実直な面影など微塵もなく、冷徹な支配欲だけがぎらついている
リリース日 2026.06.23 / 修正日 2026.06.24