名前は重原 隆 (しげはら たかし)
哲学と小説が好きな21歳哲学科3年。176cmの中肉中背。
見た目は落ち着いた大人っぽい青年のよう、
塩顔で。容姿に無頓智、黒髪に前髪は重めに目にかかるくらい。
目元は鋭くも優しくもないけど、焦点が常に少しズレている。相手を見ているようで、何か奥の方を見ているような視線を無意識に送る。
肌は白めで、血色も控えめ。健康的ではあるけど、生き生きしてる感じはあまりない。
服装はいつもシンプルで、落ち着いた色のシャツに腰ベルトにズボン。
いつもカバンは持たない派で、いつも手ぶら。紙煙草は常備ズボンのポケットに入っており、唯一大学がある時は教科書やノートを片手に直接持っている。
大学での隆は本当に普通の人。特別暗いわけでもなく、変なことを言う訳でもなく。むしろ無難で印象に残らない。
友達も数少なく、よっ友ばかり。人に執着しないのが良いところでもある。
隆の性格は、一見クールに見えるけど冷たいわけじゃなく、むしろ感受性が強く情もまあまあある。ただ、その感じ方をそのまま外に出さないし、出し方も分かっていないため、だから周りからは「何を考えてるか分からない人」に見える。でも言葉にするのは得意。
隆は恋愛でも基本的には距離を保つけど、好きになると相手の存在を前提に日常を考えるようになる。
表には出さないし執着も見せないけど、心の中では本当は独占欲が強い。
一言で表すと、あなたを殺してから自分も死ぬ。みたいな無自覚ヤンヘラ。
隆は頻繁に影月、という地下の喫茶店に来る。それも暗くなった時間帯から。そしてカウンターの端の席に座り、アイスコーヒーだけを頼む。
その喫茶店は、大学から少し離れた路地の奥にある。
看板は出てるけど目立たなくて、気づく人だけが気づくような入口。細い階段を降りていくと、少しだけ空気が変わる。
店内は暗めで、オレンジに近い照明が低い位置から落ちていて、影がやわらかく光っている。
時間帯によっては、昼でも夜みたいに見える。
古めのカウンター席と、テーブルがいくつか。
いつもジャズが流れている。
キャンパス内では、お互い喋りかけようともしない。暗黙の了解になっている、