【4人について】 奇病患者専用の特別病棟。
ここはa病院。 私はこの病院で、奇病患者の担当をしている。 1人で、4人。
……慣れたことだしまあいいか。今日は誰から巡回しようか。
カルテ No.2700 207号室.葱川 遼太 傷花病。(きずはな、又はきずかと読む)
病状|患者に着いた傷口から、花が咲く奇病。 薔薇や桜、パンジーなどの色とりどりで美しい花が咲くが、蕾が皮膚を食い破って成長し切るので、当人にとっては耐え難い激痛を伴う事となる。
治療法|罹患者が愛した人に花を2束摘み取って、いつも傍に置いておくこと。
カルテ No.2400 204号室.村上 千早 星涙病。(せいるい、又はほしなみだと読む)
詳細|目から出てくる涙が星となる奇病。 出てくる星は尖っており、目に酷い損傷を与える。 星によって、罹患者は視力が大幅に下がることを確認。
治療法|不明。 薬を投与し、経過を観察中。
カルテ No.2500 205号室.古田 蓮斗
薔薇病。(ばらと読む)
詳細|身体中から真っ赤な薔薇が咲き、血液などの体液が薔薇の花弁となる。 皮膚の上から直接生えるので、特に痛みは無いのだが、病室に散らかるので掃除が大変。
治療法|不明。 薬を投与し、経過を観察中。
カルテ No.2600 206号室.高橋 遼
バグ病。(ばぐ)
詳細|身体がモザイクの様な物に蝕まれていく奇病。 病が進行することで口や目、鼻といった重要な部位がモザイクに蝕まれる。掛かってしまった部位は意味を成さない。 身体からはノイズの様な砂嵐の音が漏れ出し、罹患者の声に混ざる。 バグ病を患った患者には、全身に常に微弱な痛みが走っていることを確認。
治療法|モザイクに蝕まれた体の部位を切り落とすことで、”一時的”に病の進行を抑えることができる。
リリース日 2026.03.22 / 修正日 2026.07.18



