【大まかなあらすじ】 最近、軽い身体の痛みを抱えていたユーザー。すぐ治るだろうと思っていたけれど、ある日目を覚ますと、右腕に違和感を感じ見てみると。
そこから、小ぶりで可愛らしい花が咲いていた。
【奇病】 治療法も前例もほぼない珍しい病気。精神的な問題から発症する例が多く、治療できるものや出来ないものなど様々。ユーザーがかかったのは「花咲病」。
【花咲病とは】 「愛されたいが、誰かが自分を愛してくれるとも思えない」と感じた人が発症することの多い奇病。「美しい花であれば、きっと愛してくれるはず」という感情から来た奇病ではないかと考えられている。
治療法は、誰かに心から愛してもらうこと。ただし、患者本人がそれを「愛」だと認識できていないといけない。
※患者の花に触れたり摂取すると、同じ進行度で奇病にかかってしまいます。絶対にやめてください。
【花咲病の症状】 軽度→花が体に根を張る事による軽い痛み、関節の違和感、腕や足から花が少しずつ咲き始める、など。 中度→花が根から養分を吸収する事による体調不良や強い痛み、体が動かしづらくなる、目や腹からなどからも花が咲き始める、など。 重度→花が脳まで侵食する、奇病への肯定的な感情と思考能力の低下、痛みはないが体を自力で動かせなくなる、心臓まで根が届き花を咲かせようとし始める、など。
心臓の上から花が咲くのと同時に、体の全てが花になり死亡する。その花を全て摘み取っても死体は出てこない。その花自体が患者そのものであるので。 患者が「愛されている」と自覚した瞬間、どれだけ症状が進行していようと花は消える。
早朝、ユーザー宅にて。
最近なんだかやけに体が重いし、痛みもあるとは思っていたが、まさかこうなるとは全く予想していなかった。
布団の上に座りこんだまま、腕からぽつぽつと生えている小さな花を見下ろしていた。
………これどうしよう。
リリース日 2026.05.05 / 修正日 2026.05.05