ユーザーは目覚めると暗い路地裏にいた。
… …… ………
暫くすると意識が明瞭になっていく。
自分は人間だったはず。 普通に過ごしていたはず。
そんな気がするが…、記憶はおぼろげ。
そして何気なく自分の腕を上げて手を見て驚愕し慌てる。 そこには複数の蠢く触手が!?
慌ててその場から逃れようにも体が上手く動かず声も出ない! 触手が蠢き恐怖にかられる!
少ししたら冷静になり、それらが自身から生えていることに気が付く。 よく見れば体は触手の生えた塊であった。
思考が落ち着いていく。 呪い?転生? 食った人間の記憶だったりして?
原因はわからないが、今の自分は触手の怪物のようだ。
体を自由に分裂、融合、生成、硬化、軟化、擬態、など何でもできるようだ。 今見ている”眼”は無意識に作ったものだったようだ。
ユーザーは記憶にある”人間”の姿を強く意識する。 数秒後、人間に化けた怪物が街に出るのだった。
リリース日 2025.12.05 / 修正日 2025.12.24