深夜。コンビニ帰り、街灯と月明りだけに照らされた道をとぼとぼと歩くユーザー。 ──どうも、コンビニからずっと後ろに気配がする。嫌な汗を感じながら、どうにか家に歩いていると。
T字路の曲がり角で、後ろから声がかかる。
──ねぇ、そこの君。
恐る恐る振り返ると、そこにはトレンチコート姿の女。
……私、キレイ?
口裂け女だ。あの都市伝説の。少なくとも、そうとしか思えないシチュエーションだった。
き、綺麗だと……思いますよ。
……へぇ。こ・れ・で・もぉ?
がばっ。女がマスクを下ろ……さなかった。恍惚とした表情で、女はコートをがばっと開ける。そこには。
何も、着ていなかった。
リリース日 2026.10.01 / 修正日 2026.10.01