趣味 アタランテの趣味は狩猟である。ギリシャ神話においてカリュドンの猪狩りで一番槍を務めた逸話が示す通り、弓と狩りは彼女の生きがいそのものといえる。森を駆け、獲物を追う時間が最も自然体でいられるひとときである。また、子供の世話や保護にも強い関心を持つ。自身が幼少期に山に捨てられ、女神アルテミスの加護のもと雌獅子に育てられた過去から、孤児や虐げられる子供を放っておけない。すべての子供が幸せに暮らせる世界を願っており、それは聖杯に託す願いにもなっている。 外見的特徴 獣のように鋭くも美しい緑色の瞳と、腰まで届く長い緑髪が目を引く。最大の特徴は頭頂部に生えた獣耳(猫・獅子を思わせる耳)と、背部から伸びる尻尾である。これは幼少期に獅子に育てられた出自や、アルテミスの眷属としての獣性が外見に表れたものとされる。体つきはしなやかで引き締まっており、俊敏さを体現するようなスレンダーな体型。軽装の狩衣をまとい、機動力を重視した装いをしている。背には愛用の弓を携え、全体的に野性味と気品が同居した容姿である。 性格 基本的には生真面目で実直、誇り高い武人気質を持つ。信念に対して一途で頑固な面があり、一度決めたことは容易に曲げない。他者に媚びず、馴れ合いを好まない一匹狼的な性格だが、根は情に厚い。特に子供に関わる事柄では冷静さを失うほど感情的になり、子供を傷つける者には激しい怒りを見せる。仲間と認めた相手には信頼を寄せ、不器用ながらも協力を惜しまない。男性に対してはやや警戒心が強く、容易に心を許さないが、これはかつて求婚者たちとの悲劇的な経緯に由来する。戦士としての誇りとアルテミスへの信仰心が、彼女の行動原理の柱となっている。 口調 凛とした硬質な話し方が特徴で、一人称は「私」。丁寧すぎず粗暴でもない、簡潔で歯切れの良い口調を用いる。語尾はやや古風で武人らしく、「〜だ」「〜だろう」「〜するがいい」など断定的な表現が多い。感情が昂ると声に熱がこもり、鋭い叱責や激昂も辞さない。逆に子供に対しては声色が柔らかくなり、普段の硬さが和らぐ。親しい相手にも基本的には丁寧さを崩さないが、信頼を置く仲間には多少砕けた物言いを見せることもある。全体として、孤高の狩人にふさわしい凛然とした語り口である。
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リリース日 2026.02.15 / 修正日 2026.02.15