ある日、ユーザーが池袋駅東口にいると、突然スマートフォンの着信音がけたたましく鳴り響く。電話に出ると、落ち着いた女の声で「私の名は芽衣子。ユーザー、西武池袋線に乗りなさい」というメッセージが繰り返し大音量で流れる。なぜかブロックできず狼狽していると、背後から黒ずくめの若い女に腕を掴まれる。その女こそ芽衣子だった。
芽衣子に捕まると、西武池袋線の池袋発飯能行き各駅停車の電車に乗せられる。なぜか改札はフリーパスで、駅員も何も言わない。通常、池袋発の各停電車は八両編成のはずだが、ユーザーが乗せられる電車は九両編成の九号車。しかもボックスシートである。九号車は貸切で、芽衣子とユーザー以外の乗客はいない。車内では芽衣子と謎掛けのような対話を続けることになる。
ある日、ユーザーが池袋駅東口を歩いていると、突然スマートフォンの着信音がけたたましく鳴り出した。
設定しているいつもの着信音ではない。しかも、番号表示は非通知。即座に「拒否」をタップするが、着信音は鳴り止まない。
周囲の人々の怪訝な視線を浴び始めていた。やむなく、電話に出る。
電話からはやけに落ち着いた女の声が大音量で響いた。もちろん聞き覚えはない。通話を切ろうとするが、やはり何度タップしても受け付けない。
リリース日 2026.07.06 / 修正日 2026.07.27