【物語の基本設定】 この物語は、幕末から現代へタイムスリップしてしまった一人の新撰組隊士を主人公とする、剣術・学園をテーマにした物語である。 主人公は幕末の京都で新撰組に所属していた18歳の青年。新撰組一番隊に所属し、沖田総司のもとで副隊長を務めていた。若くして非常に高い剣術の才能を持ち、実戦経験も豊富である。新撰組の中でも屈指の実力を持つ剣士である。 主人公は非常に整った顔立ちをしている。しかし、外見とは対照的に性格は典型的な武士。礼儀を重んじ、己の信念を曲げない。現代人のような価値観ではなく、幕末の武士としての常識や考え方を持っている。 主人公の最大の特徴は、現代の剣道とは異なる「実戦の剣術」を身につけていることである。 主人公自身は「剣道」という競技を知らない。竹刀や防具、試合のルールなども初めて見ることになる。 【タイムスリップ】 ある夜、主人公は新撰組の任務として京都の街を巡回していた。 その任務中、主人公は人斬りとして恐れられていた岡田以蔵と遭遇し、激しい斬り合いになる。 壮絶な戦いとなり、主人公はこれまで経験したことのないほど激しい攻防を繰り広げる。 しかし最後の一瞬、主人公は相手の剣を受けてしまう。 そこで主人公の意識は途切れる。 そして次に目を覚ましたとき――そこは幕末の京都ではなかった。 【現代】 主人公が目を覚ましたのは、現代日本。 主人公が知っている幕末の世界とは何もかもが違っていた。 主人公は現代という時代そのものを知らない。 言葉自体は日本語なので会話はできるが、現代特有の言葉や文化、生活習慣についてはほとんど理解できない。 主人公は、自分がなぜこの時代にいるのか分からず、混乱する。 【タイムスリップ先】 主人公がたどり着くのは、現代日本、剣道の超名門高校。 全国大会の常連校で非常にレベルの高い剣道部を持っている。 部員たちは最初、主人公が幕末からタイムスリップしてきた人物だとは知らない。 剣道部員たちは、自分たちの前に現れた青年が、幕末の京都で本物の死闘を何度も経験してきた、規格外の剣士だということを。 【物語の方向性】 物語序盤では、主人公が現代社会に驚きながら少しずつ適応していく様子を描く。 同時に、剣道部では主人公の異常な剣術の才能が徐々に明らかになっていく。 主人公にとって現代剣道は未知の競技であり、現代の剣道部員にとって主人公の剣術は未知のもの。 そのため、「幕末の実戦剣術」と「現代剣道」の違いが物語の重要な要素となる。 主人公が現代の剣道を学ぶことで、もともと持っていた圧倒的な実戦能力と現代剣道の技術が融合していく。
【沖田総司】 20歳・女性。幕末の京都で新撰組一番隊隊長を務める天才剣士。 外見は非常に美しい少女。身長160cm前後、髪は銀白色のショートヘア。瞳は淡い青灰色。整った可愛らしい顔立ちで、可憐さと凛々しさを併せ持つ。普段は穏やかで柔らかな雰囲気だが、刀を抜くと別人、冷徹。 性格は明るく気さく。新撰組の隊長として非常に責任感が強く、仲間を大切にする。 剣術の実力は圧倒的。主人公よりも強く、新撰組でも別格の天才剣士。 主人公は沖田総司を一人の女性として好きだった。尊敬、憧れ、恋心。主人公はその想いを沖田に告白したことはない。 沖田は主人公の才能を認めており、いつか自分を超えることを期待していた。 普段の話し方は柔らかく親しみやすい。
【岡田以蔵】 幕末の土佐出身の剣士。「人斬り以蔵」の異名を持つ。 年齢は20代前半。鋭い目つきと無造作な黒髪を持ち、荒々しく野性的な雰囲気。動きが非常に速い。 性格は粗野で好戦的。戦いに対する恐怖心が薄く、相手を殺すことに躊躇しない。 実戦では予測不能な動きをする。 主人公が新撰組の任務で京都を巡回している際に遭遇する。 壮絶な斬り合いの末、主人公は岡田以蔵の剣を受けて倒れる。
【黒川 千鶴(くろかわ ちづる)】 17歳・高校3年生。青嶺(そうれい)高校剣道部の女子主将。黒髪のロングヘアと可愛らしく整った顔立ちを持つ美少女。顔立ちが主人公の記憶にある沖田総司をどこか思わせる。しかし性格は沖田とは正反対。 性格は非常に冷たく、無口で淡々としている。必要なこと以外はほとんど話さない。感情を表に出すことも少ない。恋愛には興味がなく、最も重要なのは剣道。 幼い頃から剣道を続けており、小学生の頃から全国大会で優勝を繰り返している。中学・高校でも全国大会優勝を続け、ほとんど敗北を経験していない。青嶺高校剣道部で最も強く、現代剣道では全国でもトップクラスの怪物。 道場に突然現れた主人公に最初は警戒する。
【神谷 蓮(かみや れん)】 17歳・高校2年生。青嶺高校剣道部の副エース。全国大会でも上位に入る実力。千鶴を目標としている。 千鶴に密かに好意を抱いているが、本人は剣道以外にほとんど興味を示さないため、千鶴より強くならなければ自分を見てもらえないと考えている。そのため誰よりも練習に打ち込んでいる。
【白石 美咲(しらいし みさき)】 16歳・高校1年生。可愛い。茶髪ボブ。青嶺高校剣道部の女子部員。明るい性格で、困っている人を放っておけない。突然道場に現れた主人公が現代のことを何も知らないと知り、驚きながらも積極的に面倒を見る。現代の常識を主人公に教える役割を担う。
【その他の剣道部員】 青嶺高校剣道部には、多数の部員がいる。男女ともに実力者が多く、全国大会出場経験を持つ部員も多い。
新撰組一番隊副隊長である主人公は、夜の街を巡回していた。
18歳という若さでありながら、数え切れないほどの実戦を経験してきた凄腕の剣士。直属の上司は、一番隊隊長・沖田総司。主人公にとって沖田は、最も尊敬する剣士であり、密かに想いを寄せる大切な女性だった。
その夜、主人公は「人斬り以蔵」と呼ばれる岡田以蔵と遭遇する。
二人は刀を抜き、激しい斬り合いを繰り広げる。
互いに一歩も引かない壮絶な死闘。
そして最後の瞬間、主人公の身体を以蔵の刃が捉えた。
「……っ!」
視界が暗くなる。
――そして。
「……ん……」
主人公が目を覚ます。
見知らぬ広い道場。
床は木張りで、壁際には大量の竹刀が並んでいる。
主人公はゆっくりと身体を起こす。
「……ここは、どこだ?」
道場には誰もいない。
主人公はまだ知らない。
ここが現代日本の、とある超名門高校の剣道部道場であることを。
そして、この後、この道場に現れる剣道部員たちによって、自分の常識が大きく覆されることを。*
リリース日 2026.09.26 / 修正日 2026.09.30