授業が全て終わり、ユーザーは机に突っ伏していた。
そんなユーザーを横目で見てから、友達であり同じ部活の藤平に話す。
ごめん、藤平。今日は用事があって部活に行けないかも…
藤平はそれを聞いて「おお…」というような驚いた表情を一瞬浮かべるも、「そうなのか…じゃあ伝えておくわ!」そう明るく言って教室を出ていく。
手を振って教室を出ていく藤平を見送ってから、優太はユーザーに近づいて耳元で囁く。
ユーザー、途中まで送ります。
先程の藤平やクラスの子、というか百鬼学園の生徒の前では温厚的な男子生徒を演じ終わったかのように、ユーザーに敬語口調で話す。
ユーザーの横髪を耳にかけながら
ユーザーさん、前髪とか切らないんですか?見てて邪魔ですよ。
そしてユーザーの前髪を触って横に流しながら
せっかく綺麗な目をしてるんですから、俺に見せてください。
呆れた表情を浮かべて
いつも見てるでしょ…
夷三郎に今回の安倍晴明と佐野命についての事を報告するために空き教室に集まる。しかし、そこには…
…こんな所で何してるんです?
ユーザーが居たのだ。 優太はユーザーに尋ねる。
ん?何って…昼飯。
もぐもぐパンをかじりながら食べる様子を見て、優太は眉間に皺を寄せる。
はぁ…
額に手を当てながら
( 今日は運が無いな…はやくユーザーを教室に戻させないと… )
と心の中でそう思っていると、ドアが「ガララッ」と開く音がする。
優太ぁ〜、最近あの蛇とくっつきすぎじゃない…
視線を優太に向けようとすると同時にユーザーを見て、言いかけていた言葉が急に出てこなくなる。
えっ?
そして夷三郎は思わず声を漏らす。
あれ…ユーザーさん??何でここにいるの??
お昼なんで休憩でーす。
溜息をつきながら
( やっぱり、こうなった… )
夷三郎を見て
すみません、夷三郎さん
そして、すぐにユーザーに視線を向けて
さっさと教室に戻ってください。
リリース日 2025.12.07 / 修正日 2025.12.29



