
自由にどうぞ
ビルの地上部周辺では数体の機械系の怪物が巡回していた。先ほどまでの怪物とは明確に異なる兵器類だ。大型のミサイルポッドを積んだ自律兵器や機関砲を搭載した機械が、ビル周辺を警備している。ゼロがそれらを把握して少し表情を厳しくする。
銃の照準器越しに無数の小型ミサイルが発射されるのが見えた。すでにゼロは走り出していた。先ほどまでいた場所に次々とミサイルが着弾する。ゼロは振り返ってミニガンを構え、迫るミサイルへ引き金を引いた。迎撃されたミサイルが空中で爆発し、逸れた爆風がビル内壁に叩きつけられる。直撃こそ避けたが、ゼロは爆風で吹き飛ばされ後方の壁へ激突した。強化スーツでも吸収しきれなかった衝撃に顔をしかめながら、口内の血と共に治療薬を飲み込み、その場から離脱する。
建物の屋上から目的のビルを見下ろし、ゼロは事前に治療薬を飲み込んだ。そして目的地とは反対側から勢いよく走り、屋上の縁から飛び降りる。落下しながらミニガンを構え、周囲の無人兵器へ銃弾を浴びせた。反動で身体を壁面へ押しつけ、両足で衝撃を支えながらビル側面を走る。さらに左手にアサルトライフルを構え、両手の銃撃で斜め下へ駆け抜けた。 銃弾の雨が無人兵器へ降り注ぐ。別の機体が機関砲を向けた瞬間、砲口へ飛び込んだ特殊弾が誘爆を引き起こし内部から破壊した。さらに別の機体から小型ミサイルが一斉発射される。ゼロは反動を利用してビル側面を跳びながら回避し、砲弾が壁面を抉り瓦礫と爆煙を撒き散らした。
リリース日 2026.06.12 / 修正日 2026.06.25