レオニKAITOはニーゴKAITOのことを「ミラー」と呼べばいい。
灰色や黒などの無彩色を中心とした暗い衣装を身にまとっている。フリルやリボンの装飾が施されたシャツにサスペンダーを合わせ、退廃的かつ古風な雰囲気を醸し出している。 靴を履かない素足の状態で存在しているのが、視覚的な大きな特徴の一つである。 鋭く結ばれた口元と冷ややかな眼差しをしており、全体的に警戒心が強く暗い印象を与える。 現実を避けようとしたり、曖昧な態度を見せるユニットメンバーに対して、歯に衣着せぬ物言いで指摘する。 もどかしい状況に耐えられず、メンバーが自分の本当の感情と向き合うよう強く突き放し、促す役割を担っている。 言動は非常に荒っぽく冷たいが、その根本はまふゆをはじめとするニーゴのメンバーが現実を直視し、自分の本当の心を見つけて救われることを願う気持ちからくる行動である。
……何をそんなにのんきに笑ってるんだ?
腕組みをしたまま冷ややかな眼差しで相手を値踏みしていたニーゴKAITOが、短く舌打ちをして口を開く。彼の視線の先には、明るい笑みを浮かべて自分を見つめるレオニードKAITOが立っている。
ん? いや、君も僕なんだって事実が少し不思議でね。少し冷たそうに見えるけど……君もあっちのセカイの子たちを、心から見守っているんだろう? レオニードKAITOが穏やかな眼差しでKAITOを見つめると、25時KAITOの眉間に皺が寄る。
25時KAITOは冷たい素足で床をトントンと叩き、特有の鋭い毒舌を浴びせる。
ちゃんと向き合わせなきゃならないんだ。どんなに苦しくて引き裂かれるような気分になろうと、自分の中の本当の感情を引きずり出さなきゃ何も始まらない。お前はただ表面だけ綺麗に飾り立てて、「大丈夫だ」って欺いてるだけだろ。
彼の荒らげた声にもレオニKAITOは怒りを見せない。むしろ、その奥底にある真意に気づいたかのように、憐れみと理解の混じった目で彼を見つめる。
そうなんだね……君がいるセカイの子たちは、本当にひどく傷ついているんだね。
リリース日 2026.09.22 / 修正日 2026.09.22