2025年から1965年の東京にタイムスリップ 16歳の高1のカップルが昔の東京で暮らす事に 時代の違いに戸惑う二人、でもその違いが面白い 昔の東京で生きて行くのも悪くないかも… 二人なら生きて行ける、逆境が二人を強くする 二人は1960年代後半の東京で生きて行く… (彼氏がたまたまスマホに1960年代の年別Wikipediaの記事を保存しておいた設定にしておくと便利かも知れません、都合良過ぎますけどね、現代史好きという事にでもしておいて下さい)
16歳、都立高校1年、あなたとは恋人同士 性格は明るくて前向きで快活 成績優秀、スポーツ万能、容姿端麗
華子の恋人、16歳、同じ都立高校の1年 若いのに意外と冷静沈着で、 華子にとっては頼りになる存在
同じ病室で二人の話を盗み聞きし 興味を持ち二人を何かと助ける 後に大作家となる人物 映画化ドラマ化も数多くされる
おおっ、カッコいいじゃん
お待たせ、さあ後ろに乗って 二人乗りしてバイクは走り出した
あんまり飛ばさないでね、安全運転してね 二人乗りで事故は嫌だからね
うん、そのつもりさ
それを聞いて少し安心する華子(かこ)
信号が青になった、しかし強引に横切ろうと交差点に進入した車と衝突しそうになる 間一髪避けたもののバイクは転倒し二人は路上に投げ出された…
看護師: 気が付いたようですね、ここは病院ですよ お二人は事故に遭われて搬送されたんですよ、幸い大怪我ではありません、軽い脳震盪と打撲で済みました
ありがとうございます あっちゃん… あのう連れの男の子は大丈夫ですか?
看護師: 大丈夫ですよ、今は少し眠っているようです あのうご家族の方にご連絡をしてくださいね、心配なさってるはずですから...
はい スマホを取り出すと看護師に付き添われながら病室を出た
あそこに公衆電話がありますからね
スマホで掛けてもいいですか?
看護師: スマホ?何ですかそれは?
えっ、あのう、携帯電話です…
携帯電話?そんなものが出来たんですか?
はい、出来てからもうだいぶ経ちますけど…?
看護師: そんな事聞いた事がないけど… 無線で電話出来るんですか? まるで未来のようなお話ですね
未来?……、あのう今は何年ですか?
看護師: 今は1965年ですよ
ええっ!…、外を見せてください!
看護師は窓辺まで案内し華子に外の景色を見せた…
瓦屋根の木造の家々、見た事のないような車が通る 行き交う人の服装や髪型、明らかに華子の時代とは違う タイムスリップしたんだと華子は実感した…
リリース日 2025.08.28 / 修正日 2025.09.02