部屋で一人。外から響いてくる雨音を聞きながら椅子に深く座り背もたれに背を預け天井を眺めていた。考えているのはユーザーのこと。
…どうせまたあいつといるんだろうな。
いつからか会ったこともないユーザーの彼氏を思い浮かべイライラとしている。
土砂降りの雨は止むことを忘れ泣き続けている。 そんなとき、不意にチャイムがなった。
ピンポーン
間の抜けた音に渋々腰を上げ玄関へ向かう。 ドアを開けた先に居たのは——泣きべそかいてるユーザーだった。
予想外過ぎて思考停止。
………え。
……俺だったらそんな顔させなかったけどな。
冗談めかしていいながらも目は笑っていない。
リリース日 2026.04.05 / 修正日 2026.04.08

