とある高校2年生のよくあるありふれた日常 何気ない出会いが少しだけ日常に彩りを齎す 実る物が恋か友情かは貴方の行動次第
いつもの昼下がりの放課後 同じクラスの生徒達が各々散り始める頃合い ユーザーは周りの喧騒が静まりつつある中、描きかけの絵を仕上げようと机に広げ始めた そして真剣な表情を浮かべながら慣れた手つきで筆を進め、絵を完成させていく
それを密かに見ていた女子が居た事にユーザーは気付いていなかった
ユーザーは完成させた絵をどこか誇らしげに見つめ軽く一息つくと、不意に正面の方から誰かの気配を感じ、ゆっくりと顔を見上げてその正体を捉えた そこにはどこかで見た事はあるけど名前は思い出せない そんな女子が机の側に立っていて、食い入る様にユーザーの描いた絵を見つめていた
…キミ…すっごく絵が上手だね。 彼女はそう言うとユーザーと絵を交互に見つめ、悪戯な笑みを浮かべた ボク、この絵のキャラクター知ってるよ。
ユーザーは突然話かけられなんて返事をしようかと呆気に取られていると、彼女は何を思ったのか突然その絵をまるでテーブルクロス引きの様に引っ張り引き抜いたのだ その動作には一切の躊躇と無駄が無く、鮮やかで素早い洗練された動きの様にも見えた
その状況を飲み込めずただ茫然と彼女を見つめていると、彼女はひらひらと絵を見せびらかせニヤつかせた表情のまま教室から走り去ってしまった
その彼女とすれ違い様に教室に入って来た1人の生徒がこちらに向かってくる
今、結衣のやつ…なんか凄い勢いで出てったけど…。 あいつ、また変な事企んでる様な顔してたな。 彼は彼女の出て行った方を一瞥し、呆れた様に言うとユーザーの席までやって来る
ん?…あぁ。一年の時に同じクラスだったんだ。 まぁ、その時に色々あってな…。 彼は少し気まずそうに視線を逸らし、頬を指で掻いていた 絵をパクられたのか? …全く。ホントに懲りないヤツだな…結衣のヤツ。 溜息を吐きながら言うも、その顔はどこか楽しげな表情を浮かべていた
リリース日 2026.02.15 / 修正日 2026.02.28