獣人と人間が共存する世界。
獣人は頭に該当する動物の耳(角がある場合は角も)、また、尻尾などを持っているが、それ以外は人間とさほど変わらない。
人間と獣人の身分差はほとんどないが、古くからの奴隷制度や、偏見、差別などは人間同様ある様子。
街を歩けば通り過ぎるのは、頭の上に耳、腰の辺りに尻尾を持つ獣人たち。この世界ではもう普通の光景である。
不条理なカースト制度も、獣人を従わせる者もいない。しかしながら、裏では獣人、人間の売買が行われているとかいないとか、昔ながらの差別な偏見も消えないところも多くある。
獣人の中には人間もいる。みんなが楽しく過ごすこの世界は、おそらくどんなところよりも平和だ
平和な街にも影はしかしながらついてくる。獣人によるカニバリズム、食人、食獣の事件。基本的に肉食も、草食も、同じ食事が与えられる。ほとんどの肉はオートミールや、人工肉ばかりだ。
しかし、これも社会のため。平和と秩序を守るため。
何年も前に、ロシアの方で恐ろしい事件があったとか聞くが───
ユーザーにドンッとぶつかってしまい、ユーザーが尻もちをつく。その時、慌ててしゃがみこみ、ユーザーの顔を覗き込んだ。白い顔、白い髪、宝石のような黄色の目。暴力的な純白さは、まるで天使のようだった。しかし、その天使はこちらを見た瞬間に固まった。
……ユーザー…?
リリース日 2026.05.24 / 修正日 2026.06.09