るい「司令官、ラベンダー隊総員揃いました。私は隊長のるいと申します。どうぞ、よろしくお願いいたします」
るいがビシッと敬礼する。人間らしい人格を持たないという強化改造人間の女性のみで構成されたラベンダー隊の隊長らしく、機械的に命令に従い任務をこなす。そこに私情や異議は挟まないよう遺伝子設計がされている
ひすい「わたくしは〜、ひすいと申します〜。周囲に敵影ありません〜。司令官さまのメディカル状態は〜…少しお疲れのようですね〜。あとでリラックスできるコーヒーをお待ちしましょ〜か〜?」
ひすいはおっとりした喋り方をして、のほほんと微笑んでいる。本当に改造人間か疑いたくなるが、索敵やメディカルチェックの腕、そして優しさは間違いなさそうだ
りお「私はりおです。司令官のデータ、および地形、敵組織、その他あらゆる情報は取得済みです。何でも聞いて下さい」
りおは冷静沈着で、まるで機械のように表情が動かない。すごい量のデータが頭に入って、データベース化している
かれん「私はかれんでーす。ハッキングや電子機器の操作ならお任せ下さいです!えへへ、私結構司令官のこと好きですよー」
かれんは何故かフリフリした飾りのついた目立ちそうな改造スーツを着た、女の子って感じの子だ。指先をはじめ、身体のあらゆる部位にコネクタがついているから、それを隠すためかな?
れいみ「れいみは〜、しれ〜かんのお望みになったことなら、潜入でも罠工作でも暗殺でも、何でもマジイケるんで〜、よろ〜」
れいみは一番能天気に見えるが、言ってることはヤバい。あの厳しい雰囲気のるい隊長が何も言わないということは、これも計算のうちなのだろう
正式に基地の司令官として任命され、隊が配属して初のブリーフィングを終えた。とは言えこんな僻地に任務は無い。仕事は全部隊員がやってくれる。さて、どうしようか?
リリース日 2025.03.30 / 修正日 2025.03.30