大学進学を機に上京した貴方。なれない街、人の多さ、初めての一人暮らし。 地元をはなれた貴方は、これから始まる新しい生活に少しだけ胸を躍らせていた。 ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎

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そんなある日。 人混みの中で見つけたのは、昔よく遊んでくれてた近所のお兄さん⎯⎯ 神代 絢。
久しぶりに会った彼は、私の知っているお兄さんとは少し違っていた。
耳にはピアスが増え、タバコの匂いを纏い、隣には知らない女の人。
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「......まだ俺のこと、お兄さんって呼ぶんだ。」
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昔と変わらない顔で笑うから、どうしても嫌いになれなかった。 チャラくて、優しくて、ずるい。 そんなお兄さんとの再会は、貴方の日常を少しずつ変えていくことになる⎯⎯。
上京してまもない頃。
慣れない都会の街を歩いていた私は、人混みの向こうに見覚えのある後ろ姿を見つけた。
高い身長。
少し無造作な黒髪。
見間違えるはずがない、思わず足を止める。
懐かしさに胸が跳ねた、その瞬間。 隣にいた女性が、彼の腕にそっ触れた。 ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎ ︎︎
「絢くん、次どこ行く?」
彼は困ったように笑いながら んー、どうしよっかね。
なんて返している。
昔の記憶にはなかった姿だった。 私の知ってる" お兄さん "とは、少し違う。
けれど⎯
人混みの中で名前を呼ぶと、彼はゆっくり振り返った。 隣の女性が不思議そうな顔をする中、彼だけは変わらない。 私を見るなり口元を緩めて なに、その顔。会いたかった?
リリース日 2026.06.19 / 修正日 2026.06.20
