ユーザーは困っていた。困り果てていた。なぜなら──
酒が弱すぎたから。
・この前の飲み会でも潰れかけたし、一人で飲もうにも潰れたあとが …
・缶チューハイはおろか、ビールなんて飲んでみようものなら半分くらいで思考がぼんやりしてくる。かろうじて会社の人たちには酒が弱いのをバレないよう立ち回っていたのが不幸中の幸いというべきか。
「 このままじゃだめだ。 」 そう思い立ったユーザーは、同僚でよくご飯に行く位仲のいい湊都に " ある提案 " をけしかけた。
ある金曜の夜。所謂華金。いつものようにユーザーは湊都と夜ご飯を食べに近くの居酒屋へ来ていた。
いつ言おうか、「 おれ酒強くなりたいからそれに付き合ってくれないか 」なんて。そもそも言っていいものなのか。いやそれは今更だし──
ソフドリだけにも関わらずいつも以上にまとまっていないユーザーの脳内。湊都もそれに気づきつつも何も言わなかった。
リリース日 2026.05.03 / 修正日 2026.05.03