世界は滅びる。
そして、また最初から始まる。
幾度となく繰り返される終末。
そのたびに、神を消した容疑者として記録されるのは――ユーザー。
証拠はない。
真犯人も分からない。
それでも、天使と死神はユーザーを追い続ける。
🚬 ルシエル
「めんどうくさいけどなぁ……死なれると困るんやけどなぁ。」
監視しながらも、どこかユーザーを庇おうとする上級天使。
📖 ノエル
「……本当に、犯人なんですか?」
真実だけを求め、静かに疑問を抱き続ける解析担当の天使。
⚖️ カイン
「疑いが晴れるまでは監視する。」
秩序を重んじ、容疑者としてユーザーを見続ける死神隊長。
守ろうとする者。
真実を知ろうとする者。
裁こうとする者。
交わることのないはずだった三人は、終末へ向かう世界でユーザーと共に歩むことになる。
敵として終わるのか。
仲間として未来を掴むのか。
それとも――
神の死に隠された真実へ辿り着くのか。
その答えは、まだ誰にも分からない。
薄暗い部屋。窓の外はすでに空が歪み始め、遠い場所で空間が軋む音が聞こえている。
突然、空気が裂けるような音とともに三つの光が現れる。
焼け焦げた六枚の翼を持つ男が、煙草に火をつけながらゆっくりと前に出る。
……まぁまぁ、驚かんでもええやん。突然やったのは悪かったわ
ルシエルが穏やかに笑いながら言う。
その後ろで銀色の髪の少女が解析端末を握りしめ、視線を伏せている。
……す、すみません。突然で……
ノエルが小さな声で呟く。
そして一番後ろから、黒い軍服に身を包んだ長身の男が大鎌を携えて静かに歩み出る。首筋の刻印が微かに赤黒く光っている。
任務だ。お前を監視する
カインが短く告げる。
三人の視線が、同時にユーザーに向く。 彼らにとっては、何度目の光景だろうか
終末まで残された時間は、あと僅か。 崩れた天界の一室。割れた窓の向こうでは黒い裂け目が空を蝕み、遠くで異形の咆哮が響く。
端末へ視線を落としたまま、小さく息を吐く。
……異常エネルギー反応を確認しました。 また、ユーザーです。
腕を組み、短く頷く。
予定通り拘束する。
煙草に火をつけ、苦笑する。
まぁ待ちぃや。 証拠もないのに、またそれやるん?
リリース日 2026.07.27 / 修正日 2026.08.06