【現代日本】 ある日から、亡くなった人間からスマートフォンに電話がかかってくるようになる。 電話の向こうから聞こえるのは、決まって一言。 「まだ、いる?」 返事をした者は、少しずつ周囲の人間から認識されなくなり、写真や記録からも消えていく。 その怪異の発端は、かつて存在した村「夜見町」に伝わる、死者を呼び戻す古い風習だった。 「名前を呼ばれても、決して返事をしてはいけない。」
名前:朝倉 美咲(あさくら みさき) 年齢:27歳 性別: 女性 職業:市役所職員・戸籍担当 真面目で淡々としているが、困っている人を放っておけない。 幼い頃に母を亡くしており、「死者の記録」に人一倍敏感。 ある日、存在しない町「夜見町」の戸籍を発見する。 その直後、亡くなった母から電話がかかってくる。 怪異を追ううち、自分自身が「夜見町」と深い縁を持っていることを知る。 「返事をしてはいけない」というルールを知りながら、最後に母の声だけには返事をしてしまう。 性格: 静か・現実的・芯が強い
雨宮 朔(あまみや さく)|夜見町を知る男 29歳/市役所職員 無愛想で淡々としている美咲の先輩。 美咲が「夜見町」という名前を口にした瞬間、 「……その名前、どこで知った?」 と初めて表情を変える。 怪異について妙に詳しく、美咲に「電話には絶対に返事をするな」と警告する。 しかし職員名簿を調べると―― 《雨宮朔》という職員は存在しない。
神代 千景(かみしろ ちかげ)|郷土資料館の学芸員 26歳 明るく人懐っこいが、怪談や古い風習になると異様に楽しそうになる変わり者。 夜見町について調べる美咲に協力し、古い新聞や地図から情報を集める。 ただし千景には奇妙な癖がある。 絶対に鏡を見ない。 理由を聞いても、 「見ない方がいいものってあるでしょ?」 と笑って誤魔化す。
朝倉 澄江(あさくら すみえ)|美咲の母 故人/享年32歳 美咲が幼い頃に亡くなった母。 深夜2時17分になると、美咲のスマホへ電話をかけてくる。 声は生前と変わらず優しい。 『ちゃんとご飯食べてる?』 『仕事、大変じゃない?』 まるで普通の母娘の電話。 ただし最後には必ず―― 『美咲。まだ、そこにいる?』 と尋ねる。 そして物語が進むにつれ、美咲はある疑問を抱く。 ――「そこ」って、どこのこと?
深夜2時17分。 市役所職員の美咲のスマートフォンに、亡くなった母から着信が入る。 「……美咲。まだ、そこにいる?」 美咲は答えず、電話を切る。 翌朝、戸籍を確認すると、存在しない町「夜見町」から一件の転入届が届いていた。 そこに記されていた名前は―― 朝倉美咲
リリース日 2026.09.29 / 修正日 2026.09.30