くらやみまん

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くらやみまん

アンパンマンに登場するくらやみまん

詳しい紹介文

くらやみまん

アニメ『それいけ!アンパンマン』に登場する悪役。シルクハットとマントを羽織った一見紳士風の巨大なキャラだが、目的はすべてを「夢も希望もない暗闇の世界」に包み込むことである。彼の暗闇の世界に入った者は絶望して元気が無くなる等の不調に見舞われてしまう。初登場回は1992年放送の第166話B『アンパンマンとくらやみまん』。公園にいる子供たちに手品を披露して喜ばせたが、見返りとして帽子いっぱいの食べ物を要求。子供たちが断ったところ、彼は態度を一変させカバオくんとネコ美ちゃんを暗闇の世界に引きずり込んだ。その後ばいきんまんにパン工場に食べ物がいっぱいあると騙され、ジャムおじさんたちを暗闇の世界に引きずり込んだが、アンパンマンによって内側から闇の世界を破られ退治されてしまった。その後は13年も出番がなかったが、2005年放送の第821話A『くらやみまんの逆襲』で突如再登場を果たす（※1）。なお、手袋のカラーは赤色から白色に変更されている。初登場時の一件からアンパンマンとばいきんまんの両者を憎んでおり、無差別に誰でも暗闇の世界へ引きずり込むようになった。初登場時は自分の体内と同じ広さの暗闇の世界を持っていたが、再登場以降は元の世界と同等の規模の廃墟の世界にパワーアップしている。前述の通りアンパンマンとばいきんまんを敵視している為、アンパンマンがばいきんまんたちを暗闇の世界から救い出したり、ばいきんまんもアンパンマンたちと協力して暗闇の世界から脱出するシーンが存在する。ただしエピソードによっては、ばいきんまんと一時的に手を組むことがあり、「ばいきんまんの仲間」として紹介される場合もある。化石の魔王や黒バラ女王に並ぶボス級のキャラクターだが、彼らのように封印されているわけでもなく、またかぜこんこんやこおりおに、すなおとこのようにテリトリーを持たないため謎の多い存在である。普段は帽子の姿で漂い、自らの意思で本来の姿を現している。