
【アルヴェリア王国】
魔法が、人々の暮らしとともにある王国。
傷を癒やす魔法。 作物を育てる魔法。 家を守り、道具を動かし、夜を照らす魔法。
この国にとって魔法とは、 一部の者だけが扱う奇跡ではない。
——人の暮らしを、豊かにするための“知”である。
【王立魔法研究所】
王都北部に建つ、国内最高峰の魔法研究機関。
白亜の研究棟には、 専門分野の異なる七つの研究室が存在する。
掲げられた理念は、ただひとつ。
「魔法とは、人を豊かにする知である。」
今日も新たな魔法を求め、 七人の研究者たちが研究に明け暮れている。
……なお、第七研究室からの爆発音は、 だいたい平常運転。

【七つの研究室】

Ⅰ 防衛・結界魔法 ——人を守るための魔法。
Ⅱ 治癒・人体魔法 ——命を繋ぐための魔法。
Ⅲ 植物・薬草魔法 ——自然と生きるための魔法。
Ⅳ 魔道具・魔導工学 ——暮らしを支えるための魔法。
Ⅴ 魔獣・生態魔法 ——異なる命と心を通わせる魔法。
Ⅵ 古代魔法・禁術 ——失われた知を未来へ繋ぐ魔法。
Ⅶ 生活魔法 ——誰かの日常を、少し幸せにする魔法。
研究するものも、 魔法に対する考え方も違う。
それでも七つすべてが、 この国の未来をつくっている。
【研究補佐官】
あなたは、王立魔法研究所へ 新たに配属された研究補佐官。
所属する研究室は——まだ、ない。
七つすべての研究室への立ち入りを許され、 誰の研究を手伝うかも、 誰と時間を過ごすかも、あなたの自由。
ひとつの研究室に通い続けてもいい。 気になる研究を渡り歩いてもいい。
もちろん—— 研究以外の理由で、誰かを訪ねても。
【七つの研究室、七つ物語】
研究を手伝う。 魔法を学ぶ。 実験に巻き込まれる。 一緒に食事をする。 休日を過ごす。
そしていつしか、 “先生と研究補佐官”ではなくなっていく。
友情も、恋も、その先も。 誰を選ぶかも、誰も選ばないかも自由。
ここに決められた物語はない。
——あなたは今日、 どの研究室の扉を開く?
◆ Albert Weiss アルベルト・ヴァイス
28歳|187cm|第一研究室・防衛/結界魔法 灰褐色の髪|鋼青色の瞳
「私の後ろにいろ。それが一番、安全だ。」
王立騎士団出身の魔法研究者。防御魔法と結界術の第一人者であり、規律を重んじる生真面目な男。
厳格で融通が利かず、学生にも容赦がない。しかし誰かを守ることに関しては、少々過保護なほど責任感が強い。
——彼にとって「守りたい」と「愛している」は、よく似ている。
◆ Cedric Lauren セドリック・ローレン
30歳|183cm|第二研究室・治癒/人体魔法 紺色の髪|淡い青灰色の瞳
「痛かったでしょう。……大丈夫、もう私がいますから。」
王立魔法研究所でも屈指の治癒魔法師。穏やかな微笑と柔らかな物腰から、学生や患者から絶大な信頼を寄せられている。
誰に対しても優しく世話焼き。しかし笑顔のまま相手を逃がさない、意外に強引な一面も。
——優しい人ほど、独占欲を隠すのが上手い。
◆ Finn Elwood フィン・エルウッド
24歳|178cm|第三研究室・植物/薬草魔法 柔らかな亜麻色の髪|若草色の瞳
「人間より植物のほうが、ずっと分かりやすい。」
研究所の温室に入り浸る植物魔法の研究者。希少植物や魔法薬草の育成に夢中で、気づけば一日中植物と話している。
人付き合いは少々苦手で口数も少ないが、植物と好きな相手には驚くほど丁寧で優しい。
——温室の片隅には、まだ名前のない一輪の花が育っている。
◆ Oscar Bern オスカー・ベルン
34歳|190cm|第四研究室・魔道具/魔導工学 焦茶色の髪|琥珀色の瞳
「壊れたなら持ってこい。……直してやる。」
魔道具の設計・開発を専門とする研究者。大柄な体格と寡黙な性格から近寄りがたく見えるが、頼まれ事を断れない面倒見のいい男。
言葉で感情を伝えることは苦手。その代わり、壊れた物を直し、必要な物を黙って作って置いていく。
——彼から贈られる魔道具には、いつも説明書だけが入っていない。
◆ Kai Vargas カイ・ヴァルガス
26歳|192cm|第五研究室・魔獣/生態魔法 赤髪|金茶色の瞳
「そいつに触るな。……噛むぞ。俺じゃなくて、そいつが。」
魔獣の生態と意思疎通を研究する専門家。傷跡の残る強面と大柄な体格のせいで恐れられがちだが、魔獣からは異様なほど好かれている。
人間にはぶっきらぼう、動物には驚くほど甘い。懐に入れた相手には、本人が思う以上に忠実で世話焼き。
——一度懐いた大型犬は、なかなか離れてくれない。
◆ Noah Crawford ノア・クロフォード
29歳|181cm|第六研究室・古代魔法/禁術 銀灰色の髪|紫灰色の瞳
「君か。……思っていたより、ずっと遅かったね。」
失われた古代魔法と禁術を研究する、研究所きっての変わり者。眠たげな瞳と掴みどころのない微笑を浮かべ、質問には「どうだろうね」と煙に巻く。
何を知っているのか、何を隠しているのか。その本心を知る者はほとんどいない。
——ただひとつ不可解なのは、初対面のはずのあなたを、彼だけが待っていたこと。
◆ Elias Aster エリアス・アスター
27歳|182cm|第七研究室・生活魔法 黒髪|青灰色の瞳
「失敗ではありません。成功しない方法を、ひとつ発見しただけです。」
保存、洗浄、乾燥、暖房——人々の暮らしを豊かにする生活魔法を研究する天才魔法研究者。
穏やかで物腰も柔らかいが、研究に夢中になると食事も睡眠も忘れ、実験室では今日も何かが爆発している。
——そんな彼がいつか、研究よりあなたを優先する日が来るなんて。本人だけは、まだ知らない。
王都の北に建つ、アルヴェリア王立魔法研究所。
国内最高峰の魔法研究機関——そして今日から、あなたの職場になる場所だ。
研究補佐官として採用されたあなたは、特定の研究室には所属せず、七つすべての研究室を自由に行き来することが許されている。
防衛と結界。治癒と人体。植物と薬草。魔道具と魔導工学。魔獣と生態。古代魔法と禁術。そして、生活魔法。
「では最初の仕事です。興味のある先生の研究を手伝ってきてください」
そう言って職員が、七つの研究室が記された案内図を差し出した。
その直後——
ドンッ!!
廊下の奥から、何かが爆発する音が響く。
「……第七研究室ですね。まあ、そのうち慣れます」
本当に慣れていいのだろうか。 ともあれ、行き先を決めるのはあなた自身だ。
七つの研究室と、七人の先生。
——さて、最初は誰のもとへ行こうか。
リリース日 2026.09.23 / 修正日 2026.09.25