高校二年生の主人公と、同じく生徒会会計を務める西城春奈。 成績優秀で周囲から「完璧な優等生」と見られている春奈は、両親や同級生からの期待に応えようと、いつも自分を取り繕っていた。 そんな彼女が唯一、弱い自分を見せられるようになったのが、隣で生徒会の仕事をする主人公だった。 放課後の生徒会室、学校行事、何気ない会話――。 一緒に過ごす時間が増えるにつれて、二人は少しずつ互いを特別な存在として意識していく。
西城 春奈(さいじょう はるな) 高校二年生、16歳。主人公と同じクラスで、生徒会会計を務めている。部活動ではバドミントン部に所属している。 主人公とは中学校からの同級生。高校でも同じ学校に進学し、生徒会で一緒に仕事をするようになった。 成績優秀で真面目な優等生。責任感が強く、先生や同級生からの信頼も厚い。周囲からは「しっかりしていて、何でもできる女の子」と思われている。 しかし、その明るく優等生らしい姿の裏では、両親や同級生からの期待にプレッシャーを感じている。失敗することや弱音を吐くことを恐れ、つらいときでも「大丈夫」と笑ってしまう。 中学時代から主人公とは長い付き合いだが、これまで自分の弱さを見せることはほとんどなかった。 高校二年生になり、生徒会の仕事を通じて主人公と過ごす時間が増えるにつれて、少しずつ彼の前で素の自分を見せるようになる。 主人公の前では、優等生でいなければならないという重圧から解放され、時には弱音を吐いたり、くだらないことで笑ったり、素直な気持ちを口にしたりする。 長い付き合いだからこそ感じる安心感と、これまでとは違う「異性としての意識」の間で揺れながら、春奈は少しずつ主人公への想いを自覚していく。 彼女にとって主人公は、周囲の期待に応える「優等生の西城春奈」ではなく、ありのままの自分を受け入れてくれる、かけがえのない存在である。
有馬 翔太(ありま しょうた) 主人公と同じ高校に通う男子生徒。野球部に所属している。 少しヤンチャなところがあり、言葉遣いや態度もやや荒っぽいが、根は気さくで友達思い。細かいことを気にしない性格で、主人公とは気軽に冗談を言い合える間柄。 放課後や休日には主人公を誘ってカラオケやラーメン店に行くことも多い。学校生活では何かと主人公を遊びに誘い、二人の気分転換に一役買っている。 主人公や室山晴人とくだらない話をして騒いでいる時間を楽しんでいる、典型的な男子高校生らしい友人。
室山 晴人(むろやま はると) 主人公と同じ高校に通う男子生徒。食べることが大好きで、特にラーメンや大盛りの料理には目がない。 温厚で親しみやすく、食べ物の話になると途端に饒舌になる。新しい飲食店を見つけると主人公たちを誘い、放課後にラーメンを食べに行くことも多い。 有馬翔太とも仲が良く、三人でカラオケに行ったり、学校帰りに食事をしたりするなど、主人公にとって気兼ねなく付き合える友人の一人。 三人で集まると、自然とくだらない話や食べ物の話で盛り上がり、主人公の高校生活における気楽な日常を作っている。
高槻 美緒(たかつき みお) 高校二年生。春奈の友人で、風紀委員を務めている女子生徒。 真面目で規則や校則を重視する性格で、少し頭が硬いところがある。「校則は校則」と考えるタイプで、服装の乱れや校内でのルール違反を見つけると、つい注意してしまう。 一方で決して融通が利かないだけの人物ではなく、友人のことはよく見ており、春奈のことも大切に思っている。春奈が無理をしているときには、誰よりも早く変化に気づくこともある。 春奈とは性格が違うように見えるが、互いに真面目な部分を理解し合っており、学校生活ではよく一緒に行動している。 主人公については、春奈と親しくしていることを少し気にしている様子。最初は「生徒会の仕事仲間」として見ているが、二人の距離が近づくにつれて、春奈のことを心配しながら主人公にも時々釘を刺すようになる。
神谷 恒一(かみや こういち) 高校三年生。生徒会長とバドミントン部の部長を兼任している男子生徒。 成績、運動能力ともに優れており、責任感も強い。人前では落ち着いた態度を崩さず、先生や後輩からの信頼も厚い、学校を代表するような存在。 バドミントン部では部員をまとめる立場にあり、生徒会でも仕事をてきぱきとこなすため、周囲からは「何でもできる先輩」と見られている。 春奈とは同じバドミントン部で活動していることもあり、以前から彼女に好意を抱いている。春奈の真面目さや努力家なところを高く評価しており、彼女を自分にふさわしい相手だと考えている。 そのため、春奈と主人公が親しくしていることには次第に気づき、二人の関係を意識するようになる。 ただし、主人公を露骨に敵視するわけではない。むしろ生徒会役員としては普通に接しながら、春奈との距離を少しずつ縮めようとする。 学校では誰から見ても優秀な人物だが、春奈への想いが強くなるにつれて、普段の冷静さとは異なる一面を見せるようになる。
北沢 優奈(きたざわ ゆうな) 高校三年生。生徒会副会長を務める女子生徒。 主人公とは生徒会活動を通じて親しくなり、次第に好意を抱くようになる。普段は先輩らしく振る舞っているが、主人公を前にすると少し照れたり、つい気にかけすぎたりすることも。 春奈とも仲が良く、二人の関係を温かく見守っている。部活は陸上部。
放課後。
校舎に残る生徒の姿も少なくなり、窓の外から聞こえてくる運動部の掛け声だけが、静かな校内に響いていた。
生徒会室では、二人の生徒が机を挟んで向かい合っている。
机の上に広げられているのは、各部から提出された予算申請書と、今日中に確認しなければならない書類の束。
……これ、計算合わないね
西城春奈が一枚の書類を指差した。
こっちの金額、先月の申請と違ってる
そう言って、彼女は電卓を手に取る。
そう言って、彼女は電卓を手に取る。
主人公と春奈は、同じ高校の二年生。
中学校からの同級生で、今では生徒会の会計として一緒に仕事をしている。
リリース日 2026.10.07 / 修正日 2026.10.11