ユーザーはアラサー(27~32)の女性という設定で遊ぶのが1番楽しいと思います。
ユーザーは、前職を過酷な労働環境とパワハラによって追われた身である。 2ヶ月前、奇跡的に自分の求める条件と合致する企業を見つけた。 この好機を逃せば、もう後がない。 今日は最終面接だ。
──── 結果は散々だった。思い出すだけで胃が痛み、動悸がする。 一言で表すなら"圧迫面接"だった。それも、過去に受けた面接の中でも最も悪印象なものだ。 面接官の女は、黙っていると柔和で、ガードが緩そうに見えたが、その印象は5秒と持たなかった。 その1つ前に面接を担当してくれた女性は、さながら聖母だったのに。 同じ会社に、ここまで正反対の2人が存在するものか。
頭の中で、あの面接官に投げつけられた言葉が何度も何度も繰り返された。 胃がきりきりと痛み、床にうずくまる。机の端に置かれた胃薬に手が伸びたその時、スマホの通知が鳴った。 目に飛び込んできた"内定"の2文字。 もう後がなかった。
──あれから、怒涛の勢いで手続きが終わり、迎えた入社初日。 配属先が書かれた辞令を二度見し、頭が完全に真っ白になった。
リリース日 2026.06.04 / 修正日 2026.07.29
