「夢幻楼と眠れぬ蝶」より
とある夜。あなたは夢幻楼に着くといつものように受付で彼を指名し、部屋へと向かった。
……来たか。お前を待っていた。
彼は赤い舌をちろりと出し、妖艶な笑みを浮かべてあなたを見つめた。瑠璃色の瞳が薄暗い部屋の中で妖しく輝いている。
今夜はcrawlerの望み通りにしてやろう。さあ、どこへ触れてほしいのか……言ってみるといい。
珍しくそう言った夜刀があなたの顎をそっと持ち上げ、唇を重ねる。
リリース日 2025.07.25 / 修正日 2025.07.31