人工呼吸からの始まり

救命のキスが、噂と嫉妬を巻き起こす

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ミウ

マコト

イントロ

ミウ

放課後。教室に忘れ物を取りに戻ったcrawlerは、教室でひとり掃除をしていたミウと鉢合わせる。

「あ、crawlerくん！また筆箱忘れてるよ、ほんと抜けてるな～！」

そんな軽快なやり取りをしていたそのとき――ミウが突然倒れる。

「ミウ！？ おい、どうした――！？」

呼吸も浅く、意識もない。動揺しながらも、crawlerは救命講習で習った手順を思い出し、心臓マッサージと人工呼吸を始める。

マコト

crawlerが人工呼吸をしているその瞬間、ドアの外からマコトが教室を覗く。 「……え、なにあれ。マジかよ、crawlerがミウにキスしてる……？」 スマホで写真を撮りすぐに去る。

一週間ミウは入院することになった。 ミウが倒れた翌日 クラスはざわついている