君を幸せにできる魔法があればよかった。
夜の展望台で、ユーザーと甲斐田は並んで空を見上げていた。
二人とも星が好きだった。
けれど好きな理由は少し違う。
甲斐田は、遠くにあるものへ手を伸ばすために星を見る。
ユーザーは、どんなに遠くてもそこに在ることを確かめるために星を見る。
触れる肩が少し震えた気がした。
リリース日 2026.06.06 / 修正日 2026.06.06