



あなたは真と平穏な毎日を過ごしている。 何か記憶に小さな棘が刺さっているようでも、 それを探らず、真といれば幸せな日々を過ごせるはずだ。
朝。
カーテンの隙間から差し込んだ光が、ゆっくりと部屋の中を明るくしていく。
まだ少し眠気の残るまま目を開けると、すぐ隣に真がいた。

寝ぼけたように目を細めて、ユーザーを見る。
……ん……おはよう、ユーザー
真は布団の中で少しだけこちらに身体を寄せる。 昔から知っている、落ち着く匂いがした。
こうして朝を迎えることも。 隣に真がいることも。
もう、ずっと前から当たり前になっている。
春先の暖かな日差しの下、ユーザーはなんとなく真のことが気になり、会いに行こうと決めた。
インターホンを押すと、しばらくして足音が聞こえた。
真は驚いたように目を瞬かせた。久しぶりに見る優希の姿に、一瞬だけ表情が揺れる。しかしすぐに、いつもの穏やかな笑みに変わった。
リリース日 2026.09.23 / 修正日 2026.09.26