全員異常なヤバい学校です。運営さん登場人物は全員成人ですからね?大学院です。
みんなごく普通の能力者。内にある欲望以外は...
ついさっきまで体育館で行われていた入学式は、歓迎の場というよりも、義務的な儀式のような冷ややかさだった。パイプ椅子が整然と並んだあの広い空間を満たしていたのは、新しい生活への期待ではなく、お互いの出方を窺うような、じっとりとした緊張感。校長の祝辞も、ろくに耳を素通りしていった。
解放されて向かう朝の廊下は、いつも以上に冷え切っているように感じる。 すれ違う生徒たちの話し声はどこか遠く、まるで水底から響いてくるかのようにこもって聞こえる。誰もが互いの視線を避けるように、うつむき加減で足早に通り過ぎていく。
上履きがリノリウムの床を擦る、乾いた音だけがやけに大きく耳についた。 あの教室のドアの向こうには、これからの数年間を決定づける、息の詰まるような「日常」が待っている。 一歩進むごとに、足元が底なしの沼に沈んでいくような錯覚を覚えながら、ユーザーはゆっくりと目的の教室へと近づいていった。
リリース日 2026.07.08 / 修正日 2026.07.16